Huawei novaの性能と電池持ちを検証。デレステは?ポケGOは?

レビュー

評価できる点

  • Snapdragon 625搭載で程よい性能。ゲームも概ね快適
  • 高負荷状態が続いても発熱は少ない
  • GPSの精度は良好でポケモンGOも快適
  • 一日使い込むには十分なバッテリー持ち

残念な点

  • 性能面のコスパはnova liteより劣る

総合評価

評価:9/10

Huaweiが今年の2月に発売した格安スマートフォン「nova」を使い始めてから、ちょうど一ヶ月ほど経ちました。おおよその使用感を把握できてきたところで、レビューの続編記事を書きます。前回の記事では、本体の持ちやすさや機能など全体像をチェックしたので、今回はパフォーマンスと電池の持ち具合に迫ってお届けします。

もちろん毎度恒例のベンチマークは載せますが、何よりも大切なのは実際の使い心地。端末側のスペックを要求されるゲームでの動作に注目し、Huawei novaはどこまで快適に使えるのかを検証しました。

Huawei nova SIMフリースマートフォン

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各種ベンチマーク結果

まずは、各種ベンチマークスコアをざざっと見ていきましょう。今回計測したのはAntutu、Geekbench、3DMarkの3つで、それぞれ誤差を補正するため3回連続で走らせました。

Antutu Benchmark

ベンチマークといえばコレ。ド定番の「Antutu Benchmark」(バージョン6.2.7)の平均スコアは、64,970点となりました。

上を見れば20万点近いスコアを叩き出す高級スマホもありますが、Huawei novaは3万円台のミドルレンジモデル。お値段相応のまずまずなスコアだと思います。

Huawei nova Antutu Benchmark 6.2.7

スコア単体で見てもイマイチ分かりづらいので、他のスマホと比較してみます。下のグラフをご覧ください。

Huawei nova Antutu 比較

真っ先に思いつく競合相手といえばASUS ZenFone 3 ZE520KLですが、SoCやメモリ搭載量はnovaと瓜二つなため、ベンチマークもほぼ同格。ZenFoneかnovaか迷われている方は、デザインやカメラ性能などが選択の決め手となりそうですね。

また、兄弟機である「nova lite」も手元にあるので、実測値で比べてみました。nova liteはnovaよりも1万円ほど安く売られていますが、実のところ性能やベンチマークは大差無く、このコスパの良さ故にnova liteを選ぶユーザーが多いのも頷けます。

Geekbench 4

次に、CPU周りの性能を数値化する「Geekbench 4」です。3回の平均スコアはシングルコアが868点、マルチコアが4,061点となり、ミドルレンジとしては妥当なところ。

ちなみに、以前レビューしたHuawei Mate 9はシングル1,929・マルチ6,230をマークしています。

Huawei nova Geekbench 4

3DMark

最後は、グラフィックの処理能力を測る「3DMark」のSling Shot Extremeで、平均スコアは464となりました。2,000〜3,000台を記録するハイスペック機種も乱立する中、500未満というのはかなり控えめな値。

Huawei nova 3DMark

デレステは3Dの軽量モードでサクサク

ゲームはどれほど快適に遊べるのか、という訳で、スマホの性能計測アプリとしてもよく挙げられる音ゲー「デレステ」をプレイしてみました。

実は、既に前回の記事にて「デレステは3D軽量で快適ですよ」と書いていますが、実はその後実施された大型アップデートにより「3Dリッチモード」が追加されました。現状ではこれが最も負荷が掛かる描画モードなので、端末側のスペックを調べるにはもってこいかなと。

3D軽量・3Dリッチでプレイしてみたので、その様子を動画へ収めました。(風と蝉の音が煩くてごめんなさい…)

Master+を立て続けにクリアするようなやり込み勢ではないため、タッチ感度の良し悪しまでは分かりませんが、目立った処理落ちなど無く、問題なくプレイ出来ます。ただ、3Dリッチモードかつ動きの大きい場面では、度々フレーム落ちが起きカクつきを感じるため、3D軽量もしくは2Dが現実的だと思います。

また、手元にあるデレステ機としては最も発熱が少ないため、先日のキャラバンイベントはnovaを用いて周回しました。設定は2D標準です。

ミリシタは3D高画質でも快適

続いて、デレステと同じアイドルマスターシリーズの新作「ミリシタ」も試してみました。こちらは、最高設定の「3D高画質」にしても目立ったカクつきは見られず、連続プレイも快適でした。

ポケモンGOも極めて快適。GPSもジャイロも正常

最後はポケモンGO。こちらも端末のスペックが要求されるゲームの一つですが、Huawei novaほどのパワーがあれば概ね快適です。ジャイロセンサーも搭載しているため、ARモードもスムーズに動きます。

現実世界とリンクする位置ゲーということで、GPSの感度も重要事項ですが、歩道の左右まで正確に捉えていたため位置ズレはほぼ無いと言って良いでしょう。

バッテリーと充電速度について

処理性能はもちろんのこと、それを支えるバッテリーも大切な存在。一体どれほど持つのか、また充電速度はどうなのか、計測アプリを使いながら詳しく調べてみました。

持ち具合はMate 9と同じくらい

気になる電池持ちですが、星10段階で言えば7くらい。novaは割りと小柄なスマホなので、「ハイスタミナ」みたいなイメージは湧きませんが、実際に測ってみると5.9インチの大型スマホ「Huawei Mate 9」とほぼ同じ駆動時間を記録。

用いたアプリは「PC Mark」で、「Work 2.0 battery life」という電池持ちの計測ツールでnovaを絶え間なく動かし続けました。その結果、駆動時間は9時間7分を記録し、一日使い込むには十分な持ち具合です。

Huawei nova PCMark Work 2.0 battery life

PC Mark公式のデータで調べてみたところ、ライバルであるZenFone 3 ZE520KLよりも2時間半=2割ほど長持ちであることが判明し、バッテリー容量の違いが顕著に現れています。

他のデバイスとの比較は下のグラフをご覧ください。

Huawei nova バッテリーライフ 比較

充電速度も不満なし。フル充電はちょうど2時間

Huawei nova Battery Mix

付属の充電器とケーブルは5V 2Aでの急速充電に対応しており、これを用いたときフル充電に要した時間はちょうど2時間でした。QuickCharge 3.0ほどではないものの、不満を感じる場面はありません。

0%から80%までは1時間半ほどで、以降はバッテリーへの負荷軽減のため徐々に充電速度が落ちていきます。

Huawei novaの仕様表

最後に、今回レビューしてきたHuawei novaの仕様についてまとめておきます。以下の表のとおりです。

OSAndroid 6.0 Marshmallow / EMUI 4.1
プロセッサーQualcomm Snapdragon 625 8コア 2.0GHz
ストレージ32GB
メモリ3GB
ディスプレイ5インチ 1,920 x 1,080ピクセル(フルHD) IPS液晶ディスプレイ
内側カメラ800万画素 F2.0
外側カメラ1,200万画素 1.25μmピクセル F2.2
バッテリー容量3,020mAh 5V/2Aの急速充電対応
拡張USB Type-Cx1、オーディオジャックx1
SDカードMicro SDカード 最大128GBまで対応
センサーGPS、加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、HALL、指紋
SIMカードNano-SIMx2 DSDS対応 au VoLTE対応
幅 x 厚さ x 高さ141.2 x 7.1 x 69.1mm
本体重量146g
カラーミスティックシルバー、チタニウムグレー、ローズゴールド

Huawei novaの購入方法について

本体のみを入手する場合、皆さんお馴染みのアマゾン、もしくは楽天市場上で展開しているHuaweiのオンラインストアになります。おすすめは定価よりもお買い得なアマゾンで、MVNOのSIMとセット(契約は任意)で買えば更に割安です。

Huawei nova SIMフリースマートフォン

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端末に加えて通信回線も手にしたいという方は、novaをセット端末として取り扱う格安SIM(MVNO)で契約すると良いでしょう。ただしその場合、選ぶプランによっては「最低利用期間」や「解約手数料」が設けられている場合があるため、下調べをお忘れなく。

取り扱い業者と各社の販売価格は以下のとおりで、筆者のおすすめ順に並べています。

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