デザインも機能も未来チックなSamsung Galaxy S8/S8+登場

ニュース

Samsung(サムスン電子)は先日3月29日(現地時間)、米ニューヨークにて開催の「Galaxy Unpacked 2017」にて自社の新たなスマートフォン「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」を正式に発表しました。デザインだけでなく機能面でも新時代を感じさせるつくりで、Androidトップの座を目指すサムスンの意気込みを感じられます。

これまでに幾度となくリーク情報が飛び交っていたため、おおむね予想通りではありますが、今一度その特徴やスペックなどを一挙にまとめようと思います。

Galaxy S8/S8+|Galaxy – Samsung

スペック表

Galaxy S8のスペック

OSAndroid 7.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 835またはExynos 8895
ストレージ64GB
メモリ4GB
ディスプレイ5.8インチ 2,960 x 1,440ピクセル(570ppi) Super AMOLEDディスプレイ
内側カメラ800万画素
外側カメラ1,200万画素 デュアルピクセルカメラ
バッテリー容量3,000 mAh
拡張USB Type-Cx1、3.5mmオーディオジャックx1
SDカードMicroSD 最大256GB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、近接、電子コンパス、気圧、心拍、虹彩
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ148.9 x 8.0 x 68.1mm
本体重量155g
カラーミッドナイトブラック、オーキッドグレイ、コーラルブルー、アークティクシルバー、メイプルゴールド

Galaxy S8+のスペック

OSAndroid 7.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 835またはExynos 8895
ストレージ64GB
メモリ4GB
ディスプレイ6.2インチ 2,960 x 1,440ピクセル(529ppi) Super AMOLEDディスプレイ
内側カメラ800万画素
外側カメラ1,200万画素 デュアルピクセルカメラ
バッテリー容量3,500 mAh
拡張USB Type-Cx1、3.5mmオーディオジャックx1
SDカードMicroSD 最大256GB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、近接、電子コンパス、気圧、心拍、虹彩
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ159.5 x 8.1 x 73.4mm
本体重量173g
カラーミッドナイトブラック、キッドグレイ、アークティクシルバー、メイプルゴールド

インパクトのあるInfinity Displayを搭載。比率は18.5:9

まず目に飛び込むのは、本体前面に備えられた広大なディスプレイ「Infinity Display」で、本体ギリギリまで画面が占有しています。アスペクト比率は18.5:9で、通常のスマホやデスクトップパソコンにありがちなフルHD(16:9)よりも16%ほど縦長となっているため、引き締まった外観となっています。

解像度はS8とS8+共に縦2,960 x 横1,440ピクセル。ピクセル密度はS8が570ppi、S8+が529ppiとなっており、両機種ともかなり高精細な映像を映し出します。

また、Galaxyシリーズではお馴染みの「Super AMOLED」と呼ばれる方式を採用しており、有機ELでありがちな直射日光下での映り込みを改善しています。

刷新された本体デザイン

Galaxy S8の本体特に前面は、旧モデルS7から大幅に刷新されたデザインとなっており、より近未来感が増しています。見た目だけでなく操作性も異なってくると思うので、その使い心地が気になるところです。

ホームボタンの撤廃で画面占有率は8割超え

これまでGalaxyシリーズでは、ディスプレイ下部に物理式ホームボタンが備えられていましたが、Infinity Displayを取り入れたためかボタンは撤廃されました。そのため、左右だけでなく上下のベゼルも細まり、S8の画面占有率は83%とのことです。

過去に占有率9割の「Xiaomi Mi MIX」が誕生しているので、ベゼルレスと言い表すと少々大げさにも思えますが、かなり引き締まったデザインとなっています。

指紋認証センサーは背面に移動

以前はホームボタンに指紋認証センサーが内蔵されていたので、「あれ?指紋認証センサーはどこ行ったの?」と思うはず。指紋認証センサーは、本体背面のカメラユニットの横に移されて、カメラと同じ角丸な四角形となっています。

サムスン曰く、手に持った時に人差し指を自然に添えられる位置とされていますが、実際のところは使ってみないと分かりませんね。誤って隣のカメラレンズに指が触れたとき、レンズが指紋で汚れてしまいそうなので、個人的にはイマイチかなと思います。

Bixbyキーの新設

音声アシスタントAI「Bixby」については後述しますが、それを呼び出すための専用ボタンが本体左側面に新設されました。押すと「Bixby Home」という画面を呼び出せるとのこと。

ボリュームボタンの下に取り付けられているので、電源ボタンと間違えてしまいそうですが、電源ボタンは反対の右側面に設けられています。

カラーバリエーションは5色展開

カラーバリエーションはS8が5色、S8+が4色展開となっています。どれも単調な仕上がりではありますが、主張控えめで格好良いと思います。

  • ミッドナイトブラック:S8 & S8+
  • オーキッドグレイ:S8 & S8+
  • コーラルブルー:S8のみ
  • アークティクシルバー:S8 & S8+
  • メイプルゴールド:S8 & S8+

音声アシスタント「Bixby」を搭載

新たなアシスタント機能「Bixby」(ビクスビー)が今回新たに加わりました。

AppleのiOSデバイスには「Siri」が載っていますが、Bixbyは「サムスン版Siri」とも称されます。それもそのはず、Siriを作り出した会社の元CEOであるDag Kittlaus氏率いるチームが開発に携わっているのです。

ただ、開発チームによれば、BixbyはSiriやOK Googleなどの他社製AIとは根本的に仕組みが異なるとのこと。言語の理解力に長けているほか、対応するアプリであれば幅広い操作が可能になるとのことなので、より人間っぽいAIに仕上がっているのでしょうか。能力は如何ほどか、とても気になります。

Android最高峰のスペック

やはりフラッグシップスマホを謳うだけあり、Galaxy S8はAndroid最高峰のスペックを誇ります。処理性能的にはApple iPhone 7と同等かそれ以上と言われているので、パフォーマンスにはかなり期待出来そうです。

Qualcomm Snapdragon 835を世界初搭載

今か今かと搭載を待たれていたSnapdragon 835ですが、Galaxy S8とS8+は世界初となる835搭載スマホとなりました。

お馴染みQualcomm社が開発するSnapdragon 835は、初の10nm FinFETプロセスルールで製造されるモバイル向けSoCで、14nmの820よりもチップを35%小型化しています。コアはKryo 280の8コア構成となっており、2.45GHzと1.9GHzがそれぞれ4コアずつ備えられてます。

処理性能は820よりも20%向上、グラフィック処理においては25%も向上しているので、Galaxy S8は現状で最もパワフルなスマートフォンと言って良いでしょう。

サムスン製SoC「Exynos」搭載版では、Exynos 9 Series (8895)を採用しています。こちらも同じく10nm FinFETで、性能は27%向上し、40%の省電力化を実現しているとのこと。

メモリは4GBで必要十分

フラッグシップ機であれば6GBメモリを備えてもおかしくありませんが、そこまで大容量なメモリは不要というのがサムスン側の見解でしょう。Galaxy S8とS8+共にメモリは4GBとなっており、S7と変わりありません。

現在ちょうど4GBのスマホ(Huawei Mate 9)と6GBのスマホ(Xiaomi Mi Note 2)を所持している筆者ですが、正直言ってこの差を体感することは難しいでしょう。むしろバッテリーの持ちなどを考えると、メモリを必要十分な量に抑えて、少しでも省電性を図ったほうが有意だと考えます。

ストレージは64GB、Micro SDにも対応

内蔵ストレージは64GBの一択。128GBや256GBに慣れている方にしてみれば残念な仕様かもしれませんが、Micro SDカードスロットを備えており、最大256GBまで拡張が出来ます。

スマホと一緒に、サムスン製SDカードも売ろう!という魂胆でしょうか…(笑)

Quick Charge 4.0とワイヤレス充電に対応

Snapdragon 835の目玉機能でもある「Quick Charge 4.0」ですが、Galaxy S8でもサポートしているもようです。これにより、たった5分の充電で5時間使えるようですが、4.0に対応する充電器を使わなければ充電速度は3.0同等となります。

また以前のS7同様に、専用のワイヤレス充電スタンドを使えば、ケーブルレスの無線充電も出来ます。

カメラはS7同様にデュアルピクセルを採用

カメラに関しては変わり映えせず、背面にはS7同様にデュアルピクセルを採用し、画素数は1,200万画素でF値は1.7です。高画質に違いありませんが、特に目新しさなどはありません。

フロントカメラは500万画素から800万画素に強化されているので、自撮り力がアップしています。

Dexと合体させればデスクトップPCとしても使える

筆者が最も気になるのはこれでしょうか。

サムスンは今回のGalaxy S8と同時に、「Samsung Dex」という周辺アクセサリーを発表しました。価格は$149.99。

これはGalaxy S8をパソコンのような環境で使えるようにするドックで、HDMIポートを通じて外部ディスプレイへ出力したり、Ethernetでネット接続などが可能になります。加え、Bluetooth接続のキーボードとマウスを繋げることで、デスクトップパソコンのようなスタイルで使えてしまいます。まさに新時代の幕開けと言った感じ。

あくまでもOSはAndroidですが、パソコンのようなマルチウィンドウ環境で作業出来るようにチューニングされているようです。

HDMI、USB 2.0、USB Type C、Ethernetをそれぞれ1基ずつ備え、Galaxy S8本体を冷却するためのファンも取り付けられています。

Samsung Galaxy S8の価格・発売日

気になるお値段ですが、アメリカの携帯キャリアAT&TのWebページを覗いてみると、以下の価格で予約注文の受付が始まっています。日本円換算は、2017年3月31日現在の円レート(1ドル=111.8円)に基づき算出しています。

歴代シリーズがそうであったように、このGalaxy S8も日本国内での販売が予想されますが、価格や時期のアナウンスはまだありません。

Galaxy S8/S8+|Galaxy – Samsung

記事に関係あることでしたら、なんでもお書き下さい!頂いたコメントは公開前に管理人が一読し、問題がなければ承認します。

誠にお恥ずかしながら、たまに記事の誤記などを指摘して頂くことがあり、とても助かっております。どんなに小さなミスでも構いませんので、もし誤記や誤報を見つけましたらぜひお知らせ下さい。

批判には誠意をもって対応致しますが、アンチはスルーします。スパムはシステムのフィルターに引っ掛かるため、確認すらしていません。スパムは嫌いです。

コメントを残す

*