Huawei、格安SIMと相性バッチリな廉価スマホnovaとnova lite発表

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中国に拠点を構えるHuawei(ファーウェイ・ジャパン)は昨日21日、同社の低価格SIMフリースマートフォン「nova」「nova lite」を日本国内向けに発表しました。novaは公式オンラインショップとMVNO、nova liteはMVNO専売で販売されます。

安価な「GR」シリーズ、メインストリーム「P」シリーズ、プレミアムブランド「honor」シリーズ、フラッグシップ「Mate」シリーズと展開してきたHuaweiスマホですが、novaシリーズは第5の製品ブランドとなります。Huawei曰くYouth =若者をターゲットにしたシリーズとのことで、今後どのような展開を見せてくれるか非常に楽しみです。

P9やMate 9のようなインパクトは感じられず、良くも悪くも無難にまとまっている印象を受けました。これまで発売された他機種の仕様やデザインを集約させつつ、デュアルカメラを省いた廉価版みたいな感じでしょうか。

novaとnova lite共に、価格の安さとコストパフォーマンスの良さが最大の魅力で、格安SIMとの相性はバッチリです。

この記事では、Huawei novaとnova liteの概要をざっとまとめてみました。

Huawei nova

Huawei nova

詳細スペック表

OSAndroid 6.0 Marshmallow / EMUI 4.1
プロセッサーQualcomm Snapdragon 625 8コア 2.0GHz
ストレージ32GB
メモリ3GB
ディスプレイ5インチ 1,920 x 1,080ピクセル(フルHD) IPS液晶ディスプレイ
内側カメラ800万画素 F2.0
外側カメラ1,200万画素 1.25μmピクセル F2.2
バッテリー容量3,020mAh 5V/2Aの急速充電対応
拡張USB Type-Cx1、オーディオジャックx1
SDカードMicro SDカード 最大128GBまで対応
センサーGPS、加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、HALL、指紋
SIMカードNano-SIMx2 DSDS対応 au VoLTE対応
幅 x 厚さ x 高さ141.2 x 7.1 x 69.1mm
本体重量146g
カラーミスティックシルバー、チタニウムグレー、ローズゴールド

対応周波数帯 – au VoLTEやDSDSに対応

Huawei novaはこれまで通りドコモとソフトバンクのLTEをしっかりとカバー。加え、P9 lite PREMIUM除いてHuawei端末では初めてとなるau VoLTEに対応、au系MVNOでのVoLTE対応SIMを完全にサポートしています。ただ、au VoLTEへは後日配信されるソフトウェアアップデートで対応するとのことなので、すぐ使い始められる訳では無さそうです。

また、2回線を同時に待ち受け出来るDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)にも対応します。一方が4G、もう一方が3Gというよく見慣れたかたちで、4G通信に使うSIMスロットは設定から切り替えられる仕様です。

スロット1

  • FDD LTE:B1/3/5/7/8/18/19/28, (au VoLTE対応予定※2)
  • TDD LTE:B38/40
  • LTE CA DL:B1+B19/B1+B18
  • WCDMA:B1/5/6/8/19
  • GSM:850/900/1800/1900MHz

スロット2

  • WCDMA:B1/5/6/8/19
  • GSM:850/900/1800/1900MHz

コンセプトは”若者のためのフラッグシップモデル”

Huawei nova カラーバリエーション

Huawei novaは、「Youth Flagship=若者のためのフラッグシップ」がコンセプト。

ボディをコンパクトに収めて持ちやすさを重視していたり、カラーバリエーションにローズゴールドが加わったりと、若者を意識した作りが随所に見られます。

プロセッサとしてQualcomm Snapdragon 625を搭載する上にメモリも3GBと余裕があり、大衆向けゲームやSNS、動画視聴等の用途なら申し分ないスペック。ストレージは32GBを内蔵し、Micro SDカードによって最大128GBまで増量できます。

価格は3万円台と、他のHuawei機種に比べ安価な位置付けとなりますが、決して”チープ”ではなく、”ライト”な製品に仕上がっていると言えます。

ディスプレイは5インチ。持ちやすさを重視したコンパクトボディ

Huawei nova コンパクトなボディ

P9やhonor 8は5.2インチのディスプレイを備えていましたが、novaはそれらよりも一回り小柄な5インチ。左右のベゼルが引き締まっている上に、背面には緩やかなカーブが設けられているため、持った時のグリップ感は良さそうです。

筆者は今Huawei Mate 9をメインスマホとして愛用していますが、時折5インチ程度の小さな(一般的な)スマホに戻りたくなりますね。5インチって大きすぎず小さすぎずちょうど良いんですよ。

P9とhonor 8を掛け合わせたようなデザイン。背面はアルミ合金

Huawei nova アルミボディ

全体的なフォルムはhonor 8、そこにP9っぽいテイストが加わったようなデザインで、かなり格好良いと思います。

背面はアルミ合金で作られており、カメラとフラッシュが位置する上部は電波の通りを良くするためか樹脂製で、このツートンカラーがP9を連想させます。筐体の四隅は丸くて指紋認証センサーは円形なので、そこからはhonor 8っぽさも感じさせられます

Mate 9を手にしたときも、P9やP9 liteを家電量販店で触ったときにも感じましたが、Huaweiのスマホは細かいところまで緻密にしっかり作り込まれているので、高級機であろうがエントリー機であろうが妥協していないなと思いました。

Leicaの2眼ではないが、P9に迫るほどのカメラ性能

Huawei nova カメラ

Huaweiのスマホと聞けば、Leciaブランドのカメラやデュアルレンズを思い浮かべますが、novaはLeciaでも2眼でもなく、1,200万画素の1眼カメラです。ただし妥協したわけではなく、Huaweiによればnovaの背面カメラはP9に備えられているカラーセンサーと同等のクオリティで、スマホで高画質な写真を撮りたいという欲求にも十分応えられるとのこと。

また、セルフィー機能が強化された点もnovaのアピールポイントの一つ。お馴染みの「ビューティーモード」に加え、8種類のシーンエフェクトを加える「メークアップモード」や、指紋認証センサーの長押しでシャッターを切ったりなど、nova独自の機能が盛り込まれています。前面カメラは800万画素です。

これまで高画質カメラを備えるスマホを多数売り出してきたHuaweiの実績から、novaのカメラ性能にも期待できそうです。

ZenFone 3に真っ向から勝負を挑む!価格帯もほぼ同じ

Snapdragon 625と聞いてASUSのZenFone 3を思い浮かべたのは、筆者だけではないはず。

プロセッサだけでなく、メモリやストレージ容量、DSDSの対応からau VoLTEへの対応など、ZenFone 3との競合要素は数多く挙げられます。おまけに価格帯もほぼ同じなので、novaはZenFone 3に真っ向から勝負を挑んだ機種と言って良いでしょう。

ただ、ZenFone 3はレーザーAFや光学式手ぶれ補正に対応しているなど、カメラ能力ではnovaを上回ります。novaの方が2,000円安いとは言え、かなりの接戦だと思います。

Huawei nova lite

Huawei nova lite

詳細スペック表

OSAndroid 7.0 Marshmallow / EMUI 5.0
プロセッサーHiSilicon Kirin 655 8コア 2.1GHzx4 + 1.7GHzx4
ストレージ16GB
メモリ3GB
ディスプレイ5.2インチ 1,920 x 1,080ピクセル(フルHD) IPS液晶ディスプレイ
内側カメラ800万画素 F2.0
外側カメラ1,200万画素 F2.2
バッテリー容量3,000mAh
拡張micro USB、オーディオジャックx1
SDカードMicro SDカード 最大128GBまで対応
センサーGPS、加速度、コンパス、環境光、近接、指紋
SIMカードNano-SIMx2
幅 x 厚さ x 高さ147.2 x 7.6 x 72.94mm
本体重量146g
カラーミスティックシルバー、チタニウムグレー、ローズゴールド

対応周波数帯

対応周波数帯はnovaとさほど変わりません。しかしnova liteではDSDSやau VoLTEには対応していないので、通信面での仕様はnovaよりも劣ります。

  • FDD-LTE : B1/3/5/7/8/19/28
  • TDD-LTE : B40
  • W-CDMA : B1/5/6/8/19
  • GSM : 850/900/1800/1900MHz

ガラスコーティングされた背面。honor 8の廉価版みたいな印象

Huawei nova lite デザイン

novaの背面はアルミボディでしたが、nova liteではガラスコーティングとなっています。左右縁にかけての緩やかなカーブは設けられておらず、フラットなフォルムです。honor 8の廉価版みたいな印象を受けます。

スペックはP9 liteの後継機に相応しい

内部スペックを見る限り、nova liteはP9 liteの後継機と捉えるのが適切でしょう。

CPUはHiSilicon Kirin 655で、2.1GHzと1.7GHzそれぞれ4コアから成るオクタコア(8コア)です。P9 liteのKirin 650よりも1割ほど性能が向上していますが、おそらくその違いを体感する機会は滅多にないかなと思います。

メモリはP9 liteが2GBに対しnova liteは3GBを搭載。マルチタスクに強くなったので、アプリの同時起動時にその違いが体感速度に現れるでしょう。

ストレージは据え置きで16GBですが、P9 lite同様にMicro SDカードが使えるので安心です。

約2万円で買えてコスパ抜群!ただし販売はMVNO限定

nova liteの最大の魅力は価格。MVNOによって異なりますが、税込みで約2万円というリーズナブルなお値段です。

ただし、novaのように直販はされず、MVNO(格安SIM)での取り扱い限定となります。nova liteを手に入れるためには、取り扱うMVNOのSIM・通信を契約する必要がありますので、購入前は業者の情報もあわせて調べましょう。

これから格安SIMを安く・快適に使い始めたい方にとって、nova liteはベストチョイスと言って良いでしょう。

MVNOが一斉に取り扱いを表明

日本国内に本格進出してきたHuaweiの新モデルともあって、MVNO各社が一斉にnovaとnova liteの取り扱いを表明しました。それぞれの端末を取り扱う業者は以下の通り。

Huawei novaを取り扱うMVNO

最安はエキサイトモバイル で、価格は32,800円(税込み35,424円)です。その他にも、楽天モバイルmineoBIGLOBE SIMIIJmioNifMoが取り扱いを表明し価格を発表しています。

Huawei nova liteを取り扱うMVNO

最安はニフティが運営する「NifMo」で、価格は18,889円(税込み20,400円)です。その他にも、楽天モバイルLINEモバイルBIGLOBE SIMIIJmioが取り扱いを表明し価格を発表しています。

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