お洒落で薄型、かつ高性能な液晶回転式2in1「HP Spectre x360」発売

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2016年何かと話題に上ることの多かった、ブラック+ゴールドの華やか薄型ノートパソコン「HP Spectre 13」ですが、その後継機となる2in1ノート「HP Spectre x360」が国内で発売されたようですね。なかなか面白そうなので、当ブログでもニュース記事として取り上げることにします。

HP Spectre 13のアピールポイントである薄型・軽量なボディを引き継ぎつつ、360度ヒンジを採用、タッチ操作に対応したディスプレイを備えることで2in1化を実現しています。ノートパソコンとしてもタブレットとしても活躍しそうな一台です。

ラグジュアリー感たっぷりな「アッシュブラック」は健在で、落ち着いた風合いの「ナチュラルシルバー」が追加されました。ちょっと派手すぎやしません!?と、デザインの面からHP Spectre 13を敬遠していた方も(筆者含め)居るかと思いますが、シルバーなら周りの目を気にせず持ち運べそうですね(笑)

HP Spectre x360 – ノートパソコン | 日本HP

2in1として生まれ変わった「Spectre x360」

360度ヒンジとタッチ操作ディスプレイの採用

HP Spectre x360 360度ヒンジ

モバイル性抜群のノートパソコンとして、一時期大きな注目の的となったHP Spectre 13。Spectre x360では新たに360回転式のヒンジを取り入れ、タッチ操作対応の13.3インチディスプレイを搭載、以前のデザインコンセプトを引き継ぎつつコンバーチブルタイプの2in1デバイスへ生まれ変わっています。

筐体構造は根本的な部分から設計し直され、以前よりも厚みと重量ともに若干増してしまったのは仕方ないと思いますが、やはり少々残念な点ではあります。それでも、厚みは13.9mm重量は1.31kgと、モバイルノートとしてはなかなか健闘しており、十分持ち運びに適したデバイスだと言えます。

参考までに、同インチのMacBook Pro 13 Late 2016は1.38kgです。

フラットなフォルムに

HP Spectre x360 フラットなフォルム

本体のフォルムは、2in1として適した設計に変えられました。Spectre 13の特徴的な背面の出っ張りが無くなり、よくあるノートパソコンのようにヒンジが露出し、全体的にフラットなフォルムとなっています。ポートや排気口は本体背面へ備えられ、こちらもノートパソコンとして見慣れたかたちに。

Spectre 13のデザインは特徴的でしたが、よりノートパソコンらしく作られたSpectre x360は”正統派ノートパソコン”といった感じ。

落ち着いた「ナチュラルシルバー」が加わり2色展開に

HP Spectre x360 カラー

カラーバリエーションは「アッシュブラック」「ナチュラルシルバー」の2色展開です。

黒&金の「アッシュブラック」は、Spectre 13の風合いをそのまま継承したようなラグジュアリー感溢れるデザインです。とは言ってもあくまでもベースは黒、アクセントとして金色が使われており、以前のハデハデなデザインとは打って変わって随分と大人しくなったなという印象です。

新たに追加された「ナチュラルシルバー」は、オーソドックスなノートパソコンのデザインそのもの。公式サイトの写真を見る限り、色合いはちょうどMacBookのシルバーと同じ感じでしょうか。筆者含め、落ち着いたデザインを好む方は、ナチュラルシルバーを選ぶべきでしょう。

パフォーマンスモデルでは専用の「アクティブペン」が同梱される

HP Spectre x360 アクティブペン

パフォーマンスモデル限定ですが、1,024段階で筆圧を感知するSpectre x360専用のペン「アクティブペン」が同梱されます。Webページ上にメモ書きをしたり、ノートアプリケーションなどで素早く手書きしたりと、Spectre x360のタブレットとしての実力を惜しみなく発揮できそうです。

ただ残念なことに、アクティブペンを入手するためには、3モデルの中でも最も高価なパフォーマンスモデルを購入するほか無いとのこと。別売りでは販売されません。

ディスプレイはフルHDもしくは高精細な4K

HP Spectre x360 ディスプレイ

13.3インチの液晶ディスプレイはIPS方式を採用しており、視野角の広さに長けています。ただ、以前にSpectre 13の実機を確認したときに液晶面の周囲光反射が結構気になったので、同じくグレアディスプレイを採用したSpectre x360でも不安要素の一つになります。

解像度に関しては文句なしです。ベーシックモデルとスタンダードモデルは1,920 x 1,080=フルHD最上位のパフォーマンスモデルではなんと3,840 x 2,160=4Kの高解像度・高精細ディスプレイが搭載されています。MacBook Pro 15インチよりも、Dell XPS 13の高解像度モデルよりも解像度が高いです。

一つ注意したいのは、フルHDモデルと4Kモデルでは電池の駆動時間が異なるという点。フルHDモデルは約15時間4Kモデルは約9時間とされていますが、これはあくまでも公称値で実際はもっと短くなると予想されます。4Kというステータスには惹かれますが、持ち運んで長時間作業するならフルHDが無難だと思います。

薄型でありながら実用性と性能は損なわない

薄型で損なわれがちな実用性と性能をしっかり備えているのもSpectre x360のポイントです。人によっては自宅でも屋外でもメインマシンとして使えるほど、パワフルなノートパソコンです。

Intel Core i5/i7を搭載。Yシリーズではなく高性能なUシリーズ

まずスペックの要であるプロセッサですが、薄型ノートパソコンとしてはかなり優秀なものを搭載しています。ベーシックモデルではCore i5-7200UスタンダードとパフォーマンスモデルではCore i7-7500Uを備え、いずれも最新のIntel第7世代(KabyLake)プロセッサです。

一口にCore i5やi7と言っても、モバイル向けでは性能の高い順にHシリーズ>Uシリーズ>Yシリーズの3シリーズに分けられます。ここで注目したいのが、Spectre x360ではYシリーズではなく高性能なUシリーズを搭載している点。型番の後ろに”U”と付いていますよね?

Uシリーズは、パフォーマンスと省電力性を両立させたバランスの良いプロセッサです。しかし、薄型ノートパソコンでは省電力で性能が低いYシリーズの採用例が多く、先月発売開始されたDellのXPS 13 2-in-1もそのうちの一つです。

「Dell XPS 13 2-in-1のスタイリッシュさは良いけれど、性能がいまいち気に食わない…」という方は、スペック面でも優秀なSpectre x360の購入を検討してみては如何でしょう。

SSDは256GB〜1TBで、全モデルで高速なNVMe SSDを採用

ストレージはベーシック:256GBスタンダード:512GBパフォーマンス:1TBのSSDで、3モデルとも高速な転送速度が魅力のNVMe SSDを採用しています。体感速度は、CPUよりもストレージの影響を大きく受けますから、高速なSSDを積んだSpectre x360はキビキビと軽快に動いてくれそうです。

容量ラインナップも妥当なところでしょう。

メモリは8GBもしくは16GB

メモリ規格はLPDDR3 1867MHz で、ベーシックモデルが8GBスタンダードとパフォーマンスモデルでは16GBを積んでいます。

Officeソフトやブログ更新等のブラウザーベースの作業、Photoshopでの軽い画像編集程度であれば、8GBのメモリで十分満足できるでしょう。むしろ、16GBよりも8GBの方が若干省電力性には優れるため、ノートパソコンには8GBがちょうどよいのかなと思います。

ただ、余裕のあるストレージ欲しさに512GBもしくは1TBのSSDを選ぶ場合、メモリは必然的に16GBとなります。細かい構成のカスタム等は出来ないので、慎重に選びたいところです。

Spectre 13には無いフルサイズのUSBを搭載

HP Spectre x360 ポートとボタン

拡張端子もなかなか頑張っています。

Spectre 13では3基のUSBを備えており、端子の数は十分ですが、いかんせん全てがType-Cという微妙な仕様です。まだ多くの周辺機器がフルサイズのUSBで、この新規格が普及しきるまでには時間が掛かりそうです。従来のUSB機器を使うためには変換アダプターをかませる必要があるので、不便を感じた方も少なからず居るかと思います。

対するSpectre x360では、Thunderbolt 3対応のUSB Type-C 3.1を2ポート、それにフルサイズのUSB 3.1が1ポート備わっています。その影響なのか本体の厚みはやや増したものの、しっかりフルサイズのUSBポートを設けた点は評価できるポイントです。

Spectre x360の詳細スペックと販売価格

HP Spectre x360 Webページ

HP Spectre x360の詳細なスペックと直販サイトでの販売価格は以下のとおりです。

記事中でも書きましたように、メモリを8GBでSSDは1TB…などの構成のカスタマイズは出来ません。また、アクティブペンはパフォーマンスモデルのみに付属します。ご購入される際は、ご自身の使用用途それからお財布とじっくり相談し、最も適したモデルをチョイスしましょう。

注目すべきスペックは太文字+下線で強調させています。

ベーシックモデル

OSWindows 10 Home 64bit
プロセッサーIntel Core i5-7200U 2コア/4スレッド 2.5GHz
ストレージ256GB PCIe NVMe M.2
メモリ8GB LPDDR3 1,866MHz
ディスプレイ13.3インチ 1,920 x 1,080ピクセル(FHD) IPS液晶 タッチ操作対応
グラフィックチップIntel HD Graphics 620
光学ドライブ無し
バッテリー駆動時間バッテリー駆動時間(公称値)約15時間
接続端子USB3.1 Gen1 x1、USB Type-C 3.1 Gen2 (Thunderbolt 3対応) x2、オーディオ端子 x1
幅 x 厚さ x 奥行き307 x 14.9 x 219mm
本体重量1.31kg

スタンダードモデル

OSWindows 10 Home 64bit
プロセッサーIntel Core i7-7500U 2コア/4スレッド 2.7GHz
ストレージ512GB PCIe NVMe M.2
メモリ16GB LPDDR3 1,866MHz
ディスプレイ13.3インチ 1,920 x 1,080ピクセル(FHD) IPS液晶 タッチ操作対応
グラフィックチップIntel HD Graphics 620
光学ドライブ無し
バッテリー駆動時間バッテリー駆動時間(公称値)約15時間
接続端子USB3.1 Gen1 x1、USB Type-C 3.1 Gen2 (Thunderbolt 3対応) x2、オーディオ端子 x1
幅 x 厚さ x 奥行き307 x 14.9 x 219mm
本体重量1.31kg

パフォーマンスモデル(アクティブペン同梱)

OSWindows 10 Home 64bit
プロセッサーIntel Core i7-7500U 2コア/4スレッド 2.7GHz
ストレージ1TB PCIe NVMe M.2
メモリ16GB LPDDR3 1,866MHz
ディスプレイ13.3インチ 3,840 x 2,160ピクセル(4K) IPS液晶 タッチ操作対応
グラフィックチップIntel HD Graphics 620
光学ドライブ無し
バッテリー駆動時間バッテリー駆動時間(公称値)約9時間
接続端子USB3.1 Gen1 x1、USB Type-C 3.1 Gen2 (Thunderbolt 3対応) x2、オーディオ端子 x1
幅 x 厚さ x 奥行き307 x 14.9 x 219mm
本体重量1.31kg

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