MVNO・格安SIMのBIGLOBE SIMがiPhone SEの販売を始めます

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先日1月19日、ビッグローブ株式会社が運営するMVNO「BIGLOBE SIM」は、AppleのiPhone SEをSIMとセットで販売すると発表しました。ストレージ容量は16GBモデルでカラーはゴールドの一択のみで、新品またはAppleが自社で整備した新品同様の整備品が提供されるとのことです。

この記事では、BIGLOBE SIMのiPhone SE取り扱いについての筆者の見解、iPhone SEとプランの料金に関する情報をまとめました。

iPhone SEの販売価格とBIGLOBE SIMのプラン構成について

支払いは分割のみで、アシストパックLが適用される

BIGLOBE SIMのセット端末全てに言えることですが、端末代金の支払いは分割払いのみに対応し、一括購入は出来ません。

iPhone SEをSIMとセットで購入すると、月々の通信費と通話料等に加え、2,080円(税込み2,246円)のアシストパックLが加算されます。BIGLOBE SIMでは「アシストパック」という特殊な呼び方をしていますが、これは他社でいう端末の分割代金に相当します。なので、iPhone SEの販売価格は、税込み2,246円の24ヶ月払い = 合計53,904円となります。

プランの構成

BIGLOBE SIMのプラン形態は非常に分かりやすいのが特徴で、年ごとに変動するといったこともありません。端末代金を含めたプラン別の月額料金は以下のとおりです。(全て税込み価格です)

データ
  • 3GB(エントリープラン):3,218円
  • 6GB(ライトSプラン):3,812円
  • 12GB(12ギガプラン):5,162円
データ+SMS
  • 3GB(エントリープラン):3,348円
  • 6GB(ライトSプラン):3,942円
  • 12GB(12ギガプラン):5,292円
音声通話
  • 1GB(音声通話スタートプラン):3,758円
  • 3GB(エントリープラン):3,974円
  • 6GB(ライトSプラン):4,568円
  • 12GB(12ギガプラン):5,918円

大手キャリアの半額程度でiPhoneが使える

大手キャリアでiPhoneを契約する場合、選ぶモデルによっても変わりますが、平均して7,000円ほどを毎月支払わなくてはなりません。

それに対し、BIGLOBE SIMでiPhone SEを契約する場合、最安のデータ 3GBプランを選べば月額料金は税込み3,213円で、キャリアの半分程度に収まります。さすがにデータ通信のみでは不便だと感じる方でも、音声通話の3GBプランを選べば4,000円以下で収まります。

これは確かに格安と言えそうですね。

端末の月額200円割引、利用料の月額1,000円x6ヶ月の割引を実施中!但し1月31日まで

今回のiPhone SE取り扱い開始に併せて、BIGLOBE SIMではiPhone SEの端末代金を月額200円 x 24ヶ月分割り引く特別キャンペーンを実施しています。2,080円から200円引かれるので、端末代金は月額1,880円(税込み2,030円)となります。この割引が適用されると、本来なら24ヶ月計53,904円の端末代金は、5,184円安い48,720円となります。

加え、音声通話プランのライトSプラン(6GB)または12ギガプラン(12GB)を契約すると、利用料の月額料金が1,000円 x 6ヶ月割引かれるキャンペーンも実施しています。(これはiPhone SE限定ではありません。)この割引が適用されると、契約から6ヶ月間はiPhone SEの端末代金を含めて以下の月額料金となります。

  • ライトSプラン(6GB):4,568円 → 3,488円
  • 12ギガプラン(12GB):5,918円 → 4,838円

しかし、両キャンペーンとも1月31日までの期間限定なので、契約を検討されている方はお早目の手続きおすすめします。

現在実施している割引キャンペーンの詳細については、「1/31まで!BIGLOBE SIMのiPhone SE購入で端末代が計4800円も割引」の記事にまとめましたので、そちらもあわせてお読み下さい。

BIGLOBE SIMのiPhone SE販売に関する注意点

BIGLOBE SIMで販売するiPhone SEの仕様は、Appleが国内向けに提供するものと若干の違いがあります。注意点は主に下の3つです。

届くのは海外版仕様の新品もしくは整備品のiPhone SE

契約して手元に届くのは、海外版仕様の新品または整備品のiPhone SEとなります。BIGLOBE SIMの販売ページにも「海外版 新品またはメーカー整備品」とはっきり明記されていますので、間違いありません。

海外版と国内版の違いについてですが、ぶっちゃけそれほど変わりありません。見た目はもちろん変わりませんし、インストールされているiOSも同じもので日本語表示も出来ます。

強いていうならば、カメラのシャッター音の有無でしょうか。国内版ではカメラのシャッターを切る時に「カシャー!」という音が鳴りますが、海外版では無音に設定できるものもあります。以前からうるさいと不評だったiPhoneのカメラシャッター音ですが、去年の秋にリリースされたiOS 10では更に音が大きくなってしまったようなので、一部のユーザーからは海外版を欲する声が挙がっています。

ただ、BIGLOBE SIM側としては、シャッター音の有無は調達先によりけりだとアナウンスしているため、実際に現物を手にしてみないと分かりません。シャッター音無しのモデルが届いたあなたはラッキー!といったところでしょうか。

ビデオ通話アプリ「FaceTime」は使えない

FaceTime

iOS純正のビデオ通話アプリ「FaceTime」ですが、一部の国やキャリアによってはこれが使えない場合があるようです。そして、BIGLOBE SIMで扱うiPhone SEにはFaceTimeがインストールされていないとのことなので、この点には注意が必要です。

アプリケーション「FaceTime」は、インストールされていません。追加でインストールしてご利用いただくこともできませんので、あらかじめご了承ください。

iPhone SE 16GB | BIGLOBEスマホ・タブレット

とは言っても、日本では通話もビデオ通話もチャットも無料で出来るLINEが広く普及していますから、そこまで致命的な欠点では無いと思いますね。

ストレージは16GB、カラーはゴールドの一択のみ

BIGLOBE SIM iPhone SE カラーバリエーション

Appleのオンラインショップから購入する場合、iPhone SEのストレージは16GBまたは64GBから選べて、カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色から好みのものを選べます。

しかし、BIGLOBE SIMで現在取り扱っているのは、16GBのゴールドモデルのみです。カラーに関しては一歩譲っても、容量16GBしか選べないというのはちょっと残念です。今後に期待したいところ…。

いわゆる”格安SIM”がSIMフリーiPhoneを販売するのは、BIGLOBE SIMだけ!?

iPhoneの取り扱いはUQ mobileとY!mobileが既に実施している

これまで、大手キャリア以外でiPhoneをセット端末として提供していた会社といえば、UQ mobileとY!mobileを思い浮かべますね。現に、UQ mobileとY!mobileともに、3年ほど前に発売されたiPhone 5sを取り扱っています。

しかし、両者ともいわゆる「格安SIM」に当てはまるかといえば、そこは少し微妙なところではあります。

Y!mobileはそもそもMVNOではない

まずY!mobileに関してですが、既にご存知の方も多いかと思いますが、この会社はMVNOではありません。MVNO = 仮想移動体通信事業者の定義とは、MNO(移動体通信事業者)から通信設備を借りて運営する会社を指しています。ここでいうMNOはドコモやau、ソフトバンクの大手3キャリアですね。

しかしY!mobileは、運営元がソフトバンクで回線もソフトバンクのもの(厳密にはウィルコムやイー・モバイルも含まれます)を使って運営しているので、MVNOではなくMNOに属します。「ソフトバンクが展開する格安SIM」という表現が一番適切だと思います。

UQ mobileはMVNO。しかし料金とプランは…

UQ mobileはUQコミュニケーションズ株式会社が運営しており、回線はauのものを用いているので、分類はMVNOで間違いありません。

しかし、見方によってはUQ mobileとY!mobileは瓜二つだと言えます。事実UQ mobile料金プランはY!mobileを模倣していますし、両者ともiPhone 5sを実質100円販売を行っているという共通点があるので、「au回線版のY!mobile」というのが筆者のイメージです。

料金プランはY!mobile風、加えて別段利用料金が安いわけでもないので、UQ mobileは今流行の格安SIMとは少し傾向が異なりますね。

BIGLOBE SIMは列記としたMVNOであり格安SIMである

では、今回iPhone SEの取り扱いを表明したBIGLOBE SIMはどうでしょう。

まず、BIGLOBE SIMはドコモの通信網で運営しているため、これはMVNO以外の何ものでもありません。次に料金プランに関してですが、先ほども触れたようにデータ通信、データ通信+SMS、音声通話の3種類で容量が4段階に区切られており、正に一般的な格安SIMのプラン形態そのものです。料金も他社と肩を並べています。

運営形態から見ても提供するサービスから見ても、BIGLOBE SIMは列記としたMVNOであり、一般的な「格安SIM」のイメージとも完全に合致します。つまり、MVNO・格安SIMとしてiPhoneを取り扱うのは、BIGLOBE SIM一社だけとも捉えられるのです。

ちなみに、BIGLOBE SIMは既にiPhone 6と6 Plusを販売しているため、今回のSEが初めてではありません。

BIGLOBE SIMのiPhone SEは買いなのか?

BIGLOBE SIM iPhone SE

最後になりますが、BIGLOBE SIMのiPhone SEを買うべきか見送るべきか、筆者なりの見解をまとめます。

Apple直販に比べ、端末代金が少し割高なのは残念

公式ページに記載されている価格を見て、筆者は少しテンションが下がってしまいました。実機の手配に手間が掛かってしまうためか、Apple直販で買うよりも端末代金が割高なのです。比較するとこんな感じです。(税込み価格)

  • Apple直販:48,384円
  • BIGLOBE SIM:2,246円x24回 = 53,904円
  • BIGLOBE SIM 割引適用:2,030円x24回 = 48,720円

1月31日まで実施している月200円割引を適用すると、Apple直販と大差無くなりましたが、通常価格では約5,000円も割高になってしまいます。

プランの料金は妥当

端末代金はちょっと残念ですが、BIGLOBE SIMの通信プランの料金は妥当なものだと思います。他社と比べると可もなく不可もなくですが、プランの構造や内訳が非常に分かりやすい上、キャリアよりも大幅に維持費を節約することが出来ます。

別々に手配する手間を省きたいなら、BIGLOBE SIMでの契約は良いかも

なるべく初期費用と維持費を安く抑えたければ、Apple直販からiPhone SEのSIMフリーモデルを購入し、ご自身で選んだMVNOでSIMのみを契約する事がベストなのですが、あいにく手間が掛かってしまいます。

BIGLOBE SIMでiPhone SEを契約すれば別々に手配する手間を省けるので、あまりスマホの知識に自身が無い方でも、気軽にiPhoneを格安SIMで使い始められるというメリットはあります。

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