楽天モバイル セットでお得なコミコミプランの選び方と注意点

楽天モバイルが今年2016年の7月1日より開始した「コミコミプラン」スマホ本体音声通話+データ通信通話し放題をセットとして提供する料金プランです。別々で契約した場合の料金よりも、割安価格での提供となっています。

楽天モバイルの数あるプランの中でも、コミコミプランはお得感を感じるため、新規契約するにあたってコミコミプランを検討されている方も居ることと思います。

確かに、このコミコミプランは通常契約時と比べると割安で契約ができるものの、契約前にチェックしておきたい注意点も何点かあります。この記事では、コミコミプランの良い所と注意すべきポイントをお伝えしていきます。

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コミコミプランのプラン内容と料金

プランは「コミコミプランS」「コミコミプランM」「コミコミプランL」の3つがあり、それぞれのプランの違いは、用意された端末と月々の高速データ通信容量になります。プランの中身を見てみましょう。

コミコミプランSの中身

コミコミプランSは、月々2GBまでの高速通信を利用出来て、端末は「ASUS ZenFone Go」「ASUS ZenFone 2 Laser」「ZTE BLADE E01」の3機種から選べます。料金は税別で以下の通りです。

  • 1年目:月額1,880円
  • 2年目:月額2,980円
  • 3年目:月額2,446円

3つのプランの中でもプランSが最安価格で、1番高い2年目の料金でも3,000円以下に収まっています。手軽に楽天モバイルを利用出来ることを前面に推したプランになっています。

コミコミプランMの中身

コミコミプランMは、プランSと同じく月々2GBまでの高速通信を利用出来て、端末は「Huawei P9 lite」又は「SHARP AQUOS SH-RM02」となります。料金は税別で以下の通りです。

  • 1年目:月額2,480円
  • 2年目:月額3,480円
  • 3年目:月額2,230円

高速データ通信量は2GBと抑えめですが、セット端末であるHUAWEI P9 liteは高性能な8コアプロセッサとRAM2GBを搭載し、「性能が高い割に低価格でコスパ抜群!」と非常に評価の高いスマホです。カメラの性能も値段の割には良好なので、格安SIM向きの優秀な端末です。

端末の快適な動作を望むのならば、プランSのZTE BLADE E01より、プランMのHUAWEI P9 liteの方が断然オススメです。

コミコミプランLの中身

コミコミプランLは、月々4GBまでの高速通信を利用出来て、端末は富士通 arrows M03となります。料金は税別で以下の通りです。

  • 1年目:月額2,980円
  • 2年目:月額3,980円
  • 3年目:月額2,613円

1番料金の高いプランLですが、プランS/Mよりも高速データ通信量が2GB増量されて月4GBとなっています。

端末は富士通 arrows M03、端末価格はこちらの方が高いのですが、実は内部のスペック的に見るとプランMのHUAWEI P9 liteの方が優秀という結果が出ています。しかし、arrows M03がダメ端末とは一概に言えず、おサイフケータイワンセグ機能など国内向けのサービスに対応しています。

コミコミプランの良いところ

“全部入り”なコミコミプラン

前置きでも書いたように、コミコミプランにはスマホ本体、音声通話+データ通信、通話かけ放題の3つのサービスが含まれています。最初からセットとして提供・販売されているので、機種やプランを選定する必要が有りませんし、SIMの設定などを全て省くことが出来ます。

プランとセットと端末は全て2016年の最新機種

それぞれのプランとセットとして販売されているスマホは、全て2016年に発売された最新機種となっています。

また、格安SIM会社が販売するスマホは、機種によっては完成度が低かったり評判が良くなかったりする事がありがち。コミコミプランS/M/Lと一緒に販売されているスマホは、エントリーからミドルモデルという位置付けで性能は控えめなものの、どれも格安SIMユーザーから人気の端末で、利用者の評価も良いです。

 

【2016年10月30日追記】ASUSのハイスペックスマホ「ZenFone 3」がコミコミプランLに登場しました!現状ではプランSが3機種、プランMが2機種、プランLが2機種、随分とラインナップが充実してきました。

通常850円の「5分かけ放題オプション」が付いてくる

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楽天モバイルには「楽天でんわ 5分かけ放題オプション」というオプションがありますが、通常のSIMプランで契約する場合は月額850円が加算されるものの、コミコミプランには5分かけ放題オプションも含まれます。

5分以内の国内通話であれば回数無制限でかけ放題となり、仮に通話時間が5分を超えてしまっても、以降の料金は30秒あたり10円と格安です。

キャリアの場合も格安SIMの場合も、通話料金の相場は30秒あたり21円となりますので、1ヶ月の合計通話時間が20分以上の方や、短い通話を頻繁に行う方にとっては非常に嬉しいオプションです。

通常契約時よりも、1年目は特に割安感がある

スマホ代金+通常のSIMプラン+かけ放題オプションを組み合わせた、コミコミプランと同じような条件で契約した場合と比べると、S/M/Lともに1年目の料金が1,000円以上安くなります。

料金比較の結果に関しては、この後詳しく書きます。

縛りと違約金には要注意!

お得感とお手軽感のあるコミコミプランですが、決して良いこと尽くめでは無く、デメリットもあります。最大のデメリットは縛り制度と違約金です。

2年縛り(最低利用期間24ヶ月)と違約金が設けられている

楽天モバイルの通話SIMは最低利用期間1年、データSIMに限っては最低利用期間そのものありませんので、SIM契約は縛りが緩いことが嬉しいポイントです。

対し、コミコミプランの最低利用期間は24ヶ月、つまり2年縛りが設けられています。もし契約から2年以内に解約する場合、違約金として12,000円を支払う必要があります。契約から2年を過ぎてしまえば、違約金無しで解約出来ます。

格安SIMを選ぶメリットは縛りの緩さにもあると思うので、2年縛りに関しては残念なポイントと言えるでしょう。

2年間確実に使う方でなければコミコミプランは選ぶべきでは無く、割安感が多少薄れたとしても、通常のSIM契約またはSIM+端末契約を推奨します。

5分かけ放題オプションを2年以内に解約した場合も違約金が発生する

コミコミプランに含まれる「5分かけ放題オプション」ですが、こちらにも2年縛りが設けられていて、コミコミプランと同じく違約金は12,000円です。つまり、コミコミプランと5分かけ放題オプションを契約から2年以内に解約してしまうと、12,000円x2 = 24,000円もの違約金を請求されてしまいます。

よって、コミコミプランと5分かけ放題は2つ1組のセットとして考えておくべきです。

コミコミプランのその他のデメリット

縛りと違約金の他にも、デメリットは幾つかあります。

端末や通信プラン、オプションは一切選べない

コミコミプランの契約時に、セットとして購入する端末や通信プラン、追加のオプションなどは一切選べません。例えば、プランSの端末「ZTE BLADE E01」のみを、プランMに含まれている「HUAWEI P9 lite」に変更する…といったことは出来ません。

しかし、自分で選ぶ必要が無いことにお手軽感を感じる方も居ると思いますので、この点は一概にデメリットとも言えません。

コミコミプランは初月無料サービスの対象外

楽天モバイルの通話SIMまたはデータSIMで契約すると、初月料金が無料になるサービスが受けられます。新規契約時の事務手数料が3,000円であることを考えると、初月無料は何気にお得なサービスなのですが、コミコミプランの場合は初月無料サービスの対象外となってしまいます。

コミコミプランの料金はどれほどお得なのか

ここまで、コミコミプランを選ぶことのメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、コミコミプランと通常のSIM契約では料金にどれほどの差が生まれるのか、比較と検証をしてみました。

比較と検証にあたっての注意点

通常契約時の高速データ通信容量は3.1GB、5GB、10GBですが、コミコミプランのプランでは2GBまたは4GBと、ピッタリと合致させて比較できる対象がありません。ですので今回は、プランS/M(2GB) vs 通話SIM3.1GBプランプランL(4GB) vs 通話SIM5GBプランで料金比較をしたいと思います。

コミコミプランS vs 通話SIM3.1GBプラン

コミコミプランSの比較対象は、ZTE BLADE E01 + 3.1GB通話SIM + 5分かけ放題で契約した場合の料金プランとします。

ZTE BLADE E01 + 3.1GB通話SIM + 5分かけ放題の料金

  • 1年目(端末分割金有り):月額2,983円
  • 2年目(端末分割金有り):月額2,983円
  • 3年目(端末分割金無し):月額2,450円

コミコミプランSの料金

  • 1年目:月額1,880円 (-1,103円 -36.9%)
  • 2年目:月額2,980円 (-3円 -0.1%)
  • 3年目:月額2,446円 (-4円 -0.2%)

1年目のコミコミプランSは、3.1GBプランと比べると月々1,103円(36.9%)も安くなります。3つのプランの中でも1年目の割引率が1番大きいです。

しかし、2年目以降の料金差はほぼ無いので、そこまでお得感は感じられません。

コミコミプランM vs 通話SIM3.1GBプラン

コミコミプランMの比較対象は、HUAWEI P9 lite + 3.1GB通話SIM + 5分かけ放題で契約した場合の料金プランとします。

HUAWEI P9 lite + 3.1GB通話SIM + 5分かけ放題の料金

  • 1年目(端末分割金有り):月額3,700円
  • 2年目(端末分割金有り):月額3,700円
  • 3年目(端末分割金無し):月額2,450円

コミコミプランSの料金

  • 1年目:月額2,480円 (-1,220円 -32.9%)
  • 2年目:月額3,480円 (-220円 -5.9%)
  • 3年目:月額2,230円 (-220円 -8.9%)

2年目以降の料金差がほぼ無いプランSと比べると、継続的に若干のお得感があります。

コミコミプランL vs 通話SIM5GBプラン

コミコミプランLの比較対象は、富士通 arrows M03 + 5GB通話SIM + 5分かけ放題で契約した場合の料金プランとします。

富士通 arrows M03 + 5GB通話SIM + 5分かけ放題の料金

  • 1年目(端末分割金有り):月額4,367円
  • 2年目(端末分割金有り):月額4,367円
  • 3年目(端末分割金無し):月額3,000円

コミコミプランLの料金

  • 1年目:月額2,980円 (-1,387円 -31.7%)
  • 2年目:月額3,980円 (-387円 -8.8%)
  • 3年目:月額2,613円 (-387円 -12.9%)

コミコミプラン3つのプランの中で、プランLは1番お得であると言えるでしょう。1年目の割引率はそこまで高くありませんが、2年目以降の継続的な割引が魅力です。コスパを求めるならプランLです。

選ぶべきはプランMかプランL…?

コミコミプランで契約するからには、通常のSIM契約よりもなるべく料金を抑えて、お得に使いたいものです。

プランSよりはプランMを選んだほうが賢明

コミコミプランSは、1年目の割引は大きいものの、2年目以降の料金差が殆ど無いため継続的な割安感に欠けます。

プランSのセット端末であるZTE BLADE E01やエントリー向けASUS ZenFoneシリーズは、内部スペックが価格相応に抑えられておりやや不満が残ります。ワンランク上のプランMで選べるP9 liteを比べると、スペックの差はかなり開いているので、多少料金が高くてもプランMを選ぶことをオススメします。

よりお得感を求めるならプランL

3つのプランの中でも割安感の最も強いコミコミプランL、お得を重視する方や、プランS/Mの高速データ通信容量2GBでは足りないと感じる方にオススメです。2016年秋に発売されたハイスペックスマホ「ASUS ZenFone 3」がセット端末にラインナップされ、よりプランLのお得感は増しました。

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筆者が実際に楽天モバイルで契約してみた感想、選んだ理由などを「楽天モバイルは良い?選んだ理由と使い心地をレビューします」の記事でまとめています。これから楽天モバイルでスマホを運用しようかと迷っている方の参考になれば幸いです。

楽天モバイルは良い?選んだ理由と使い心地をレビューします


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