ワイモバイルがiPhone 5sの発売を開始、果たしてお得といえるか?

ソフトバンクは3月4日より、Y!mobile(ワイモバイル)ブランドとして「iPhone 5s」の取り扱いを開始しました。

ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアが横並びの価格で取り扱っていたiPhoneシリーズ、格安価格での参入は今回が初めてになります。

今回の記事では、Y!mobileでiPhone 5sを使うことが本当にお得といえるのか、検証をしてみました。

iPhone | ワイモバイル(Y!mobile)

用意されている通信プラン

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ワイモバイルが用意した通信プランは3つあり、一ヶ月に通信できるデータ量が異なります。

  • スマホプランS:月々1GBまで
  • スマホプランM:月々3GBまで
  • スマホプランL:月々7GBまで

通信料がプランで定められた量を超えると、4G/3Gの高速データ通信が利用できなくなり、通信速度に制限がかかる仕様になってます。

(送受信時の最大速度が128Kbpsに制限)

通信制限がかかると、通信は出来るものの決して快適とはいえない速度になってしまいます。

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2年契約時の各プランの月々の料金は以下のとおりで、いずれも税抜き価格。

  • スマホプランS:月額2,980円
  • スマホプランM:月額3,980円
  • スマホプランL:月額5,980円

取り扱っているモデル、本体価格

取り扱っているモデルは、16GBモデル32GBモデルの2種類。

64GBモデルの取り扱いはありません。

本体価格はいずれも税込みで、それそれ以下のとおり。

  • 16GBモデルが63,504円
  • 32GBモデルが69,984円

です。

実質負担額は通信プランによって異なり、以下のとおりです。

いずれも税込み価格。

(実質負担額とは、機種代金から月額割引を差し引いたもの)

スマホプランS(月々1GBまで、月額2,980円)での契約の場合…

iPhone 5s 16GBモデル
  • 機種代金:2,640円 x 24回払い (63,504円)
  • 月額割引:-1,566円
  • 実質負担額:1,080円 (25,920円)
iPhone 5s 32GBモデル
  • 機種代金:2,916円 x 24回払い (69,984円)
  • 月額割引:-1,566円
  • 実質負担額:1,350円 (32,400円)

スマホプランM(月々3GBまで、月額3,980円)での契約の場合…

iPhone 5s 16GBモデル
  • 機種代金:2,640円 x 24回払い (63,504円)
  • 月額割引:-2,106円
  • 実質負担額:540円 (12,960円)
iPhone 5s 32GBモデル
  • 機種代金:2,916円 x 24回払い (69,984円)
  • 月額割引:-2,106円
  • 実質負担額:810円 (19,440円)

スマホプランL(月々7GBまで、月額3,980円)での契約の場合…

iPhone 5s 16GBモデル
  • 機種代金:2,640円 x 24回払い (63,504円)
  • 月額割引:-2,538円
  • 実質負担額:108円 (2,592円)
iPhone 5s 32GBモデル
  • 機種代金:2,916円 x 24回払い (69,984円)
  • 月額割引:2,808
  • 実質負担額:108円 (2,592円)
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月額料金の例

例えば、スマホプランM(3GB)で16GBモデルを分割で購入した場合、月々の支払は以下のようになります。

(価格は税込み)

  • 通信プランの料金:4,298円(税抜き3,980円)
  • 機種の実質負担額:540円(機種代金:2,640円 – 月額割引:2,106円)

合計:4,838円

MNPの場合は翌月から1年間は1,080円引き

MNP(他キャリアからの乗り換え)で契約すると、契約月の翌月から1年間、月々料金から1,080円が割り引かれます。

例えば、スマホプランM(3GB) & 16GBモデルの場合、月々の支払は以下のように…

(価格は税込み)

  • 通信プランの料金:4,298円(税抜き3,980円)
  • 機種の実質負担額:540円(機種代金:2,640円 – 月額割引:2,106円)
  • MNP特別割引:-1,080円

契約月の翌月から1年間、合計:3,758円

カラーバリエーションにゴールドは含まれない

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カラーバリエーションはシルバーブラックのみで、ゴールドの取り扱いは今のところありません。(2016年3月7日現在)

やはりゴールドは他の色と比べて人気があり、在庫の確保が出来なかったのでしょうか…。

残念ながら、ワイモバイルのiPhoneは選択肢が少ないです。

「格安」という言葉の理由、それは「型落ち」

AppleのiPhoneは他社のAndroidスマートフォンに比べ、比較的価格がお高めです。

日本国内は非常にiPhoneの普及率が高いですが、「安いから」という理由でiPhoneを選んでいる人は殆ど居ないと思います。

なのになぜ、”格安”通信業者がiPhoneに手を出し、つまりワイモバイルが今回のiPhone 5s取り扱い開始に至ったのでしょうか。

その答えは「型落ち」にあると思います。

iPhone 5sは2年前(2世代前)の型落ち機種であるということ。

iPhone 5sはApple社が2013年9月20日に発売、第7世代にあたる機種になります

現行機種であるiPhone 6s/6s Plusは第9世代になるので、iPhone 5sは2世代前の機種になるわけです。

なので最新機種に比べて安価な価格で、iPhoneをユーザーに提供できたということですね。

しかし型落ちとはいえ、スペックは悪くはありませんし、今でも十分実用的な機種といえます。

実際、最新のOSであるiOS9.2がきちんと動いています。

本体価格、実は全く格安ではない件…

さて、ここからやっと本題です。

「果たしてお得といえるか」という記事のタイトルにもある通り、ワイモバイルのiPhone 5sがお得か否か…

まず本体価格に関してですが、実は全く格安ではありません。

では、なぜ格安と言えないのか。

 

iPhone 5sは現在Appleオンラインストアでも売られています。

(というか、Appleオンラインストアが本家ですね)

価格はワイモバイルと全く一緒です。

しかし、「価格が同じだから格安とはいえない」ということではないのです!

もっと重要視すべきことがあります。

それは「SIMロック」問題

Appleストアで販売されているiPhoneは、「SIMフリー」というバージョンで、「どの会社のSIMカードを入れても使えますよ〜」みないな感じです。(かなり大雑把で申し訳ない)

つまり、iPhone本体だけはAppleストアで買って、契約するキャリアは自分で選ぶことが可能なんです。

今話題の「格安SIM」ですが、様々な会社が独自の料金プランで運営しています。

その数ある会社、プランを自分で選んで、契約が可能なんですね。

ワイモバイルのiPhone 5sはSIMロック有り、解除にも応じない!

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SIMフリーというのはそれだけで大きなメリットとなる訳ですが…

なんとワイモバイルのiPhone 5sは、Appleと同価格にも関わらず、SIMロックがかかっています。

「ワイモバイル以外の選択肢を与えません」ということです。

これって一体どこがお得なのかよく分かりません。

通信プランも格安とはいえない

最安の通信プランはスマホプランS(月々1GB)で2,980円なるわけですが、MVNOなどと比べると安いとはいえません。

ワイモバイルはMVNOではないので比較することそのものに無理があるかもしれませんが、「格安SIM」と競合する成分は多分にあります。

実は、もっと安くiPhoneを使う方法がある

ワイモバイルの他にも格安でSIMを提供している会社はたくさんあり、ワイモバイルより安いプランが殆どです。

もっと安くiPhoneを使う方法も、後日詳しく書こうと思います。